
割烹料理屋の設計提案の依頼があり、本日はファーストプランのプレゼン兼打ち合わせに行ってきた。建物の新築工事からインテリアデザインの内装まで行う計画なので、京都で生活をしてきた知識を、このプロジェクトで活かす事ができればと考えている。
予算的にはローコストのクラスになるので、安い素材を上手く使い、質の高い空間を造る必要がある為、詳細の設計には力を注ぎたい。
また過去の様式を引用するだけでなく、現代の日本人の感覚を再考して、表現できればと思うが、やりすぎて見積を大幅にオーバーする事だけには要注意である。
料理店の設計では、客席の雰囲気だけでなく、厨房の動線、配膳、換気、匂い、音、バックヤードまでを一体で考える必要がある。表から見えない機能が整理されていることが、落ち着いた客席空間を支えている。
特に割烹料理のように料理人の所作そのものが体験の一部になる店では、客との距離や視線の高さ、カウンターの寸法が重要になる。建築は料理を目立たせる背景でありながら、食事の時間全体を整える役割を持つ。
