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大津 デザイン住宅 暮らし

大津市 公園

 大津市のデザイン住宅の現場監理の帰りに大津港に立ち寄り、少しの時間散策をしてみた。

学生時代にこの場所である、びわ湖花火大会の設営の短期バイトをしていたのを思い出す、あの頃は夏の暑さの中での設営だった為に、この景色を味合う余裕もなく、目の前の作業と向き合うので精一杯だったが、今はこの街の良さを感じられるようになってきた。

デザインを行う場合、地元の建築家に依頼するケースが、このグローバルになった時代でも一つの選択として残っているのは、そこの土地の良さを知っていて、引き出す事・引き込む事が期待されているからである。

滋賀県のイメージは一番に琵琶湖をあげられる、もちろん魅力的な要素の一つであるが、滋賀県の山と気候は、他の関西の都市部には無い、美しさや快適さを感じられる、そんな滋賀県で計画する場合は、生活の風景の時間(風景や振る舞い)をドラマのように演出する事が、ポイントになると私は考えている。

そこに住む人の時間の流れを考え、住宅をデザインする事ができれば、長く愛される住まいとなるはずである。


大津で住宅を設計していると、琵琶湖の存在が街の暮らしに大きく影響していることを感じる。風景として眺めるだけでなく、風や湿度、移動の感覚、人の集まり方まで、水辺の環境が日常に入り込んでいる。

地域性を住宅へ取り込むことは、伝統的な意匠を使うことではない。その土地でどの方向から風が来て、どんな景色が日常に見え、どのように外へ出るのかを丁寧に設計することが、場所に根差した住まいにつながる。


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