京都・祇園祭 宵山の夜 01|Echizen Design Laboratory

宵山の夜

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建築・設計ブログ
八坂神社

 

 京都の宮川町通りの近くに住んで、2年目となりご近所さんや京都好きの方々と関わる縁も増えて来た。この日は宵山で、宮川町歌舞練場でこの時期だけ開催されている、ビアガーデンにお呼ばれいただけた。この日は、滅多に取れない席らしく、この界隈に繋がりがあるご近所さんの男芸者さんのおかげである。

宮川町歌舞練場ビアガーデン



そのビアガーデンは、京都のお茶屋街ともあって、舞子さん踊りなどが楽しめ、最後には宮川町の鉾を見て、翌日の祇園祭の本祭りを迎える、演出がとても粋であった。

男芸者



その後に、男芸者のご近所さんが、長刀鉾を楽しみながら花見小路界隈のご贔屓さんのお茶屋さんに、ご挨拶をするから付いて来ないかとお誘い頂いたので、何の事かが、理解できなかったが楽しそうだったので、ご一緒させていただくことにした。

鉾



長刀鉾とは、明日の本祭りの当日が晴れますようにと、花見小路界隈で鉾を引いて廻るのだが、お茶屋さんが出迎えて労をねぎらって風景を見ると、ホントに令和なのかと思うくらいの幻想的な雰囲気が漂う。地元の人曰く、「ほんの数年前は観光客も少なく、地元のお祭りだったんだけどね」と寂しそうに話されていた。



1150年近く続く歴史を体感でき、まだまだ少しずつであるが、京都に住んでいるのだなと考え深かった。

宵山の夜は、普段は通過のために使われる道路が、人が滞在し、立ち話をし、建物を眺める場所へ変わる。都市空間の性格は、物理的な形だけでなく、時間帯や使われ方によって大きく変化することがよく分かる。

住宅や店舗の設計でも、固定された用途だけを想定するのではなく、季節や時間によって使い方が変わる余地を残すことが重要である。祭りの街には、日常の空間が別の意味を持つ柔軟さがある。


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